完了形を使って、挨拶のバリエーションを増やし、ネイティブスピーカーのように話しましょう。
私はよく生徒さんにレッスンに入る前に、「How has your week been?」と尋ねます。 多くの方は、不意を衝かれ、返答に困ってしまいます。
意味は基本的に「How are you?」と同じですが、最後に会ったときからの時間を含んでいます。
挨拶の中でどのように現在完了形が使われているか、例文をいくつかご紹介します。
How have you been?
これは長い間会っていない方への便利な挨拶のしかたです。
A: “I haven’t seen you in months. How have you been?”
B: “I have been well.” / I’ve been busy.” / “I haven’t been well.”
誰かと定期的に会っていたり、今週や今日の、今のところどうかと尋ねたかったりする場合、このように言うことができます。
A: “How has your week been?” (週の半ばで使う)
私は、ほとんどの生徒さんと週に1度だけお会いするので、この挨拶をよく使います。
A: “How has your week been?”
B: “It has been good.” / It’s been busy.” / “It has been OK.”
または
“How has your day been?” (その日の途中で)
A: “How has your day been?”
B: “It has been good.” / It’s been busy.” / “It has been OK.”
レッスンがその日の終わりや、週の終わりの場合、その日や週がほとんど終わっているので、私はおそらく過去形を代わりに使うでしょう。でもこのような場合でも現在完了形を使っても大丈夫です。
A: “How was your day?”
B: “It was good.” / It was busy.” / “It was OK.”
現在完了形は、しばらく会っていない共通の知り合いについて尋ねるときに使うこともできます。
家族や、共通の知り合いについて尋ねたいとき
A: “How has your mother been?” (最近、お母さんの調子はどう?)
B: “She has been good.” / “She has been OK.” / “She hasn’t been doing very well.”
( 元気にしているよ。/ まあ、いい感じだよ。 / あまりいい調子ではないよ。)
聞き取りのコツ:
気を付けてくださいね。アメリカ人は「been」を、「seen」の中にある、長い「e」の音ではなく、短い「i」の音で「bin」のように発音します。特に初めて聞く生徒さんの中には、戸惑ってしまう方もいます。
みなさんの英語を、よりネイティブスピーカーのように響かせる便利なあいさつを試してみて、どんな感じか私たちに教えてくださいね。うまくいくといいですね!